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家庭医療学後期研修について

卒業生の進路

皆さん、初めまして。私は、この2017年3月末で滋賀家庭医療学センターの後期研修プログラムを修了した一岡慶紀と申します。

初期研修を終えた時点では、私は家庭医療学の「か」の字も知りませんでした。それが、今となっては、家庭医として学んできた事を後輩や職場の同僚に話したりしています。教育というのは本当に凄い力を持っています。これといって頭が良いわけでなく、人一倍の熱心さがあるわけでもなかった私を、一定のレベルまで育てる仕組みが、このプログラムには用意されています。

まず、当プログラムには、「レジデント・デイ」という名称で、業務時間内に、指導医・専攻医が一同に介して、学びを深める時間が毎週木曜日の午後に担保されています(プログラム協力医療機関に同意を頂いています)。一例として、特にありがたかったのは、コア・レクチャーでした。3年目となって、初めて一般外来(初診も、慢性疾患の継続外来もごっちゃにくる外来)を担当する専攻医の不安を解消し、患者の安全を担保するため、糖尿病や高血圧、急性感染症など、一般外来で遭遇する事の多い疾患に対応するための最低限の知識を、入職後の早期のうちに、集中的に叩き込まれます。また、初めて外来に出る際には、指導医の外来を見学しながら、また、時間に余裕をもって診療を行えるように配慮がされています。他にも、家庭医として成長するため、様々な「立ち止まって振り返る」コンテンツが用意されていますので、安心して研修に臨んで頂けると思います。

修了後の進路も気になる所だと思います。私は、現在、地域中核病院の在宅医療支援室で、上司と2人で訪問診療を行っています。当地域には訪問診療を行う診療所が少なく、問題意識をもっていた上司が現部署を立ち上げて開始され、応援として赴任した形になります。これまでに学んできた事を活かしながら、さらに日々学びを得ながら勤務しています。将来的には、子育てや家事と仕事を両立できるよう、非常勤として診療所で勤務をと考えています。弓削メディカルクリニックにはその体制が整っています。是非、ご検討を。